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- MOYORe:× 8BANリノベーション 住みたいまちは自分たちでつくる!~まちを育てる取り組みって?~開催レポート!6月の「えきとまち」で紹介した「にいがた2km」に続き、9月には前回のゲスト稲葉一樹さんがプライベートで代表をしている8BANリノベーションの取り組みを紹介するトークイベントを開催しました。 ▽8BANリノベーション https://hon8ban.com/ ゲストは新潟と横浜のニ拠点でさまざまなまちづくりプロジェクトに関わり、現在稲葉さんとともに8 BAN リノベーションや東大通りの社会実験に取り組んでいる建築家の大沢 雄城さん。 そして今回は2年前にMOYORe:で企画したエリアリノベーションがテーマのトークイベントで東京からオンラインでゲスト出演をしてくれた大塚剛さんが、 https://www.moyore-niigata.jp/event/detail.php?id=80 都市づくりのプロフェッショナルチームを引き連れて新潟市に来てくれることになり、せっかくの機会なので、新潟のことやまちなかで起こっている取り組みについてインプットをしたり、新潟にどんな人がいるのかを知ってもらえる場をつくりたいと思い、現在、ナカメエリアマネジメントのプロデューサーとして目黒川沿いでフナイリバというオープンスペースをはじめた大塚さん他、東京など関東エリアでまちづくりに取り組むメンバーを交えてお互いのまちの取り組みについて紹介したり、ディスカッションできるようなイベントを企画しました。 新潟側からもさまざまな取り組みをしている方に来てほしいなと思いお声がけをしたところ、市・県の方に加えて建築、公共交通機関、メディア、デザイナー、通訳案内士、大学生など新潟市内外からもご参加いただきました。イベント後は、参加者の方たちと一緒に東大通りの社会実験の見学と信濃川ミズベリングやすらぎ堤での交流会。 さらに水辺を楽しむべく向かった万代テラスハジマリヒロバではまさかの新潟 VS 東京のモルック対決に。最後は古町へ移動し、地元民に愛される名店で日本酒をたらふく飲んで、〆にはへぎそばを。お互いの活動からの学びはもちろん、実際にみんなでまちを見て歩くことはとても有意義な時間だったと思います。 11月19日(日)は、2023年最後の8BAN PARK。お近くの方は是非お立ち寄りください。 8BAN PARK 11月19日(日) 11:00〜16:00 タキザワガレージ東堀 屋上 ▽詳細はこちらから https://note.com/hon8ban/n/n7c6f9834edd8 @hon8ban【ご利用 REPORT/POPUP SPACE 利用者インタビュー】MOYORe:の POPUP SPACE は、展示や販売、商品や地域の PR の場としてご利用いただ けるレンタルスペースです。今回は、2023 年 9 月にご利用いただいた「株式会社リトルラ イトストア / BarBookBox」様のご利用インタビューを紹介します。 --ご利用のきっかけはなんでしたか? 2021 年から自身のお店(リトルライトシアター/BarBookBox)のプロジェクトとして、ち いさな量り売りマーケット「たねをまく」をはじめました。2021 年に年 4 回、翌年の 2022 年には 7 回開催し、出店場所も自身のお店の他に沼垂や万代、文化財の住宅と、開催数も出 店エリアも増えたことでお越しいただくお客様も増え、少し手狭になってきたなと思った 頃に広い場所でやってみようと思ったのがきっかけです。 --MOYORe:の POPUP SPACE を選んだ決め手はなんでしたか? 去年は 7 回のうちの 1 回を MOYORe:で開催したのですが、駅だからというきっかけで来 やすい人がたくさんいて、1 回目でいろんな人が来てくれました。量り売りをはじめてやる にあたり、実際のお客様の反応を見てみたかったのですが、来てくれた人の反応があたたか く、一番いろいろな世代の人が集まる場所で、いろんな人が来る可能性があり、誰が来るか わからない場所で定期的に開催することがすごく大事だと思ったことと、利便性が高いの で搬入しやすく、会場の組み立てが自由にでき、什器の貸出があるので事前に空間の設計を たてて、良いデザインのもので場所をつくれるところが良かったからです。 --どのような利用をしたのですか? <新潟市食文化創造都市推進プロジェクト支援事業>たねをまくちいさな量り売りマーケッ ト vol.14 を開催しました。何をやっているかわからないという前回の反省を生かし、今回 は全体案内ができる本部ブースをつくり、マーケットの楽しみ方がわかるよう、マーケット ガイドを配置したりマーケットガイドリーフレットを配布したりもしました。前回は対面に 対して一面一列の通路で通り過ぎていく感じのレイアウトにしたのですが、今回は出店者 とのコミュニケーションをゆっくり楽しみながら買い物ができるよう回遊型にしようと思 い、前回とは違うパターンのレイアウトに挑戦したり、POPUP SPACE に加えて MEETINGROOM も合わせて利用し、そこをバックヤードやスタッフの休憩室として使っ てみました。 --ご利用してみていかがでしたか? 空間の余裕があったので、マーケットガイドガイダンスを活用してガイドがマーケットを 案内する風景を実現することができ、ただ並べて売るだけだとできることが狭まりますが、 レイアウトのパターンがいくつか組めるというところで今回は会話ができるような滞留ス ペースをつくることができました。今回、POPUP スペースに MEETING ROOM を合わせ て借りることを提案してもらったことがすごくよく、ほとんどのイベントの主催者と出店 者はノンストップ、ノー休憩、ノーご飯になってしまいがちなのですが、後ろにすぐ休憩所 をつくれたので出店者同士がお互いのご飯を食べ合ったり、休憩所があることでお客さん のターンができたり休憩が取れることでパフォーマンスが上がったりしたのがとてもよか ったです。 --効果はいかがでしたか? 今回バックヤードを使ってみたことでだいぶ次の使い勝手がみえてきて、もっといろいろ できるし導線面でも実験できることがたくさんあるなと思いましたし、他のエリアと繋げ て借りるのが MOYORe:の一番強みだなとあらためて思いました。今回はすべてテイクア ウトにしましたが、今後はホールに近いミーティングスペースも合わせて使うことで、飲食 スペースをつくってみたりしたらどうだろうと、次のあたらしいアイデアもたくさん沸い てきました。場所を追加で借りることに関しては金銭面で工夫が必要でしたが、オプション プランを使うことで予算内に納めることができ、トータルのクオリティが上がったので満足です。 今後も、少しずつエリアを拡大しながら「たねをまく」の活動を展開し、当たり前のいつも の毎日を、いつもと違う物差しで計り直すような面白いきっかけの場所になりたいとお話 してくださった、リトルライトシアター/BarBookBox の豊島淳子さん。 “いつもの食卓に食べ物が並ぶまでのことを振り返ること。どんな風に育まれたものたちな のかを知ってみること。どんな風に販売して、どんな風に買ったらより良い形になるのかを 思案すること。そんなことたちを、少し立ち止まって考えてみる。行動してみる。 そんな場所にしていきたいと考えています。”とは、豊島さんが「たねをまく」をはじめた 頃に SNS で綴った文章。 私も当日はお客様として参加させていただいたのですが、今年は例年にないほど天候が厳 しく、収穫量にも影響があったことを考えると、丁寧に作られた野菜たちをいただくことが できることへの感謝がいつにも増して溢れてきて、生産者の方たちをねぎらう言葉が自然 と出てきていました。その中でもおいしく食べる方法を教えてもらったり、見たことのない 野菜に出会ったり、お店の方から別の出店者の商品のおすすめを教えてもらったり、生産者 さんたちとの会話も楽しませていただきました。 10月1日は、内野での初開催とのことですので、お近くの方は是非お立ち寄りください。 ▽詳細はこちら https://www.instagram.com/tane_wo_maku_market/ <新潟市食文化創造都市推進プロジェクト支援事業> たねをまくちいさな量り売りマーケット vol.15 in 内野 2023 年10月1日(日)11:00〜15:00 会場:飯塚商店、雨灯 同時開催/たねをまく哲学対話 新潟大学人文学部付置 地域文化連携センター共催 Guest:阿部ふく子先生 2023 年 10 月 1 日(日)16:00〜18:00 会場:飯塚商店米元倉庫 豊島さん、「たねをまく」にかかわるみなさん、ありがとうございました(MOYORe:原田) ****************************** MOYORe:の POPUP SPACE では、商品の販売や地域の PR・展示はもちろん、写真や作 品のギャラリー展示など表現の場としてもご利用いただくことができます。見学や相談は 随時可能ですのでお気軽にお問合せください。 info_moyore_niigata@jenic.ne.jp POPUP SPACE と MEETING ROOM がセットで使えるお得なオプションプラン ▽詳しくはこちら https://www.moyore-niigata.jp/pdf/popup_space_option.pdfMOYORe: 主催イベント 「MOYORe:×にいがた2km えきとまち~にいがた2kmって?~」開催レポート!5月に開催された「えきとまち」で紹介した「古町100選」に続き6月も再び「駅」と「まち」にフォーカス。今回注目したのは、駅の高架化で南北の通路が整ったばかりの新潟駅から新潟の夏の風物詩のひとつであるやすらぎ堤で開催される「ミズベリング信濃川アウトドアラウンジ」までの「新潟駅・万代エリア」。 新潟市では新潟駅~古町までを「にいがた2km」と名付け、市民とともにまちづくりを考えるプロジェクトを推進中ということで、新潟市役所地域政策課の稲葉一樹さんをゲストにお迎えし、あらためてにいがた2kmがはじまった背景や現在地域が抱えている課題、今にいがた2kmで取り組んでいることなどについてご紹介いただきました。 ▼「にいがた2km」の最新情報はこちらから https://niigata2km.news/ 稲葉さんご自身が「自分たちが住みたいまちを実現する」ためのさまざまな活動をしながら「都心」に住むことの楽しさを伝えているということもあり、参加者のみなさんにも「にいがた2km」への興味から、まちづくりをより自分ごとととらえる感覚が共有されたのではと思います。 トークイベントの後は「まちあるき」。新潟駅や駅周辺でお仕事をされている方、にいがた2kmエリアに住んでいる方、にいがた2kmの活動に興味を持っている、すでに実際にかかわっている方…とさまざまな方たちにご参加いただくことができ、参加者のおひとりでもあるJR東日本新潟支社の方から現在の新潟駅のお話を伺ったり、稲葉さんからは「にいがた2km」で社会実験をすることになっている東大通エリア~信濃川やすらぎ堤までいろいろなお話を交えてご案内いただきました。 やすらぎ堤に到着後は、自由参加の交流会がスタート。たまたま居合わせた友人・知人も一緒に加わったりしているうちに、あっという間にラストオーダーの時間。まちあるきから交流会までほぼ全員が最後まで参加してくれてとても濃い1日になりました。今後も「にいがた2km」の活動に注目していきたいと思っています。 ちょうど東大通で社会実験がはじまる、9/16日には今回のゲスト稲葉一樹さんがプライベートで代表をしている8BAN リノベーションのメンバーである大沢雄城さんと東京の中目黒や渋谷でまちづくりに取り組むメンバーを交えてお互いのまちの取り組みについて紹介したり、ディスカッションをするトークイベントを開催予定です。 ▼8BANリノベーション https://hon8ban.com/ イベントの詳細、お申し込みはこちらからお願いします。 https://www.moyore-niigata.jp/event/detail.php?id=179 【えきとまち】おわりMOYORe: 主催イベント 「MOYORe:×古町100選 えきとまち~新潟市古町エリアがもっと楽しくなる100の過ごし方~」開催レポート!MOYORe:では主催イベントを通してさまざまな新潟の人・食・活動などを紹介しています。2023年度前半は、リニューアル工事中の新潟駅の南北を繋ぐ高架下通路が開通し行き来がとても便利になることもあり、「駅」と「まち」に焦点をあて駅から歩いて行ける魅力的なエリアについて学び、体験できるイベントを開催しました。 「えきとまち」というタイトルでスタートした第一弾で注目したエリアは、北前船で栄えた花街の雰囲気を残しつつも、古着屋さんやオシャレな飲食店が立ち並び、独特のカルチャーが息づく「古町」。 新潟市出身のデザイナーで一級建築士でもある近藤潤さんをゲストにお招きし、友人と立ち上げた「古町セッション」から生まれた「古町100選」の展示と活動についてご紹介いただきました。 古町100選のユニークなところは、古町が大好きで「まち」を遊びこなす地元民がそれぞれのおススメのお店と過ごし方を紹介しているところ。 当日のイベントには20代の大学生から、定年退職した60代まで各世代の参加があり、自己紹介がてらそれぞれのお気に入りの「古町」についてお話してもらったところ、あんな店こんな店あるよね、あったよね!と世代を越えた古町エピソードで大盛り上がり。 トーク終了後は、近藤さんがおススメするマニアックな道を通り、新潟駅から古町までの夜散歩へ。イベント中に話題になっていた場所を実際に歩いてみたり、気になるお店を覗いてみたり。初心者から古町ツウまで楽しめるディープ古町を満喫しました。 たっぷり1時間半くらい歩いて解散したのですが、近藤さんと参加者の一部の方たちはその後一緒に飲みに出かけたそうです。他の参加者の方からも“同じまちが好き”という価値観でいろいろな人と繋がれて嬉しかったです!という感想もいただき、参加者みなさんにとって有意義な1日を過ごせたようでとても嬉しく思いました。 古町100選展はMOYORe:POPUP SPACEにて現在も開催中ですので、新潟駅周辺にお越しの際には、是非お立ち寄りください。(お客様レンタルが入る場合がありますので、詳細スケジュールはホームページやSNSでご確認ください) POPUP SPACE 10:00~20:30 ********************************************** 現在「古町100選」の書籍化に向けてクラウドファンディングに挑戦中です。 ▼詳しくはこちら https://camp-fire.jp/projects/view/688130?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=fb_po_share_c_msg_mypage_projects_show&fbclid=IwAR3yAW2kEly-c7Uulu2L87SjzGzM2JOH_ObpjnjdvBnAFuGmAz2WNURkTiM 主催/MOYORe: 協力/古町セッション https://furumachisession.com/【ご利用REPORT/POPUP SPACE 利用者インタビュー】MOYORe:のPOPUP SPACEは、展示や販売、商品や地域のPRの場としてご利用いただけるレンタルスペースです。今回は、2023年6月にご利用いただいた「村上地域振興局」様のご利用インタビューを紹介します。 --ご利用のきっかけはなんでしたか? 村上市のPRで村上市が舞台になった映画の公開をきっかけにチラシを作成したので、新潟駅など人が集まるところで予算が少なくても試験的に低コストでプロモーションができる場所を探そうと思い、駅のポスターを掲示する場所や、駅たびコンシェルジュ等をあたっているときにCoCoLo(駅ビル)の中にMOYORe:があることを知り、ちょうどPOPUP SPACEで開催されていた「古町100選展」をみて、ああいうかんじでポスター掲示ができたらいいなと思ったことがきっかけです。 --MOYORe:のPOPUP SPACEを選んだ決め手はなんでしたか? 新潟駅直結で空港行きのバス乗り場も目の前にあるので、地元の方はもちろん、たくさんの観光客にもみてもらえるのではないかということ、利用料金が予算的にピッタリだったこと、アナログな広告媒体でのプロモーションだったので、ポスターの掲示ができるというところが決め手でした。MOYORe:はセミナーやワークショップで利用できることは知っていましたが、普段はコワーキングスペースや共創の場などのイメージがあり、ポスターの掲示だけでは利用ができないのかなと思っていたのですが、相談したら快く受け入れてくれました。 --どのような展示をしたのですか? 映画「大名倒産」は、作家の浅田次郎さんが村上を訪れて構想を練った小説「大名倒産」が原作となっており、村上にゆかりがあることを知っていただくため、映画の公開をきっかけに鮭のまち村上の魅力を知り観光に訪れてもらえるよう、観光協会と連携して製作したパンフレット配布や映画に登場する手料理をイメージした特別メニューのキャンペーンのPRが目的の展示を行いました。また、地域振興局として広域的なプロモーションができたらと思い、直接的な管轄の村上・粟島・関川村だけではなく周辺の新発田・岩船の観光物産PRも一緒に行いました。 --ご利用してみていかがでしたか? はじめての展示で、展示方法について悩んでいたのですが、スタッフの方が立ち会ってアドバイスをくれたり、MOYORe:のホームページやSNSで告知協力をしてくれたり、POPUP SPACEに併設しているSta.N.d life storeでは、村上物産のお土産コーナーを設置してくれたりとサポートが協力的でありがたかったですし、一緒にやっている感がありました。展示に必要な備品の貸し出しがあったのもよかったです。 --効果はいかがでしたか? 効果は想定以上でした。キラーコンテンツはイヨボヤ会館から持ってきた、鮭のオブジェだったのですが、パンフレットもたくさん持っていっていただけたようですし、子供からサラリーマン、おじいちゃんおばあちゃんまで幅広い世代のいろんな方が立ち寄ってくれました。 今後は、展示以外に物販などもやってみたいとお話ししてくださった、村上地域振興局の笹木さん。地域振興の仕事やプライベートで、粟島や笹川流れに行ったり、地域イベントに参加したりと村上岩船の大自然や人情に魅力を感じる毎日だそうです。村上は新潟駅から電車で40分とちょっとした旅気分を味わえる距離感で、城下町の歴史を感じる建築を楽しみながらまちあるきやお食事ができ、ゆったりとした心地よい時間が流れていました。 笹木さんが「自分のまちだけではなく、広域的な役割で周辺地域をつないでいきたい」とおっしゃっていて、共感すると同時に今回の展示でのご利用を通して同じマインドを持った方に出会えたことがとても嬉しかったです。 笹木さん、村上地域振興局のみなさん、ありがとうございました。 (MOYORe:原田) ****************************** MOYORe:のPOPUP SPACEでは、商品の販売や地域のPR・展示はもちろん、写真や作品のギャラリー展示など表現の場としてもご利用いただくことができます。見学や相談は随時可能ですのでお気軽にお問合せください。 info_moyore_niigata@jenic.ne.jp MOYORe:POPUP SPACE POPUP SPACE ① POPUP SPACE ② 1区画 1日5,500円/1週間 33,000円 https://www.moyore-niigata.jp/rentalspace/popup-space/MOYORe: 主催イベント 「MOYORe:ONLINE TALK in まつだい 小屋Bar ~食とアートで地域に行き交いの場をつくること@山ノ家カフェ&ドミトリー」開催レポート!【後編】MOYORe:×『越後妻有大地の芸術祭2022』 連携企画第5弾! イベントレポートの後編は、大地の芸術祭ツアーです。 普段はMOYORe:の利用者さんだったり、イベントのゲストで来ていただいたり、お互いの活動に顔を出し合ったりとMOYORe:がきっかけで出会った友人たち。 MOYORe:の運営を通して日々感じていた「さまざまな職能を持った人たちと同じ体験を通してそれぞれの視点を感じてみたい!」その実践の場として芸術祭はとても良い機会だと思い(個人的に)声がけをしたところ、建築家、音楽家、マスコミ、写真家、デザイナーなど個性豊かなメンバーが集まりました。 山ノ家から出発するメンバーもいればMonET(越後妻有里山現代美術館)やルート途中の作品から合流するメンバーもいて好きなところだけ任意で参加するスタイル。 アテンドしてくれたのは大地の芸術祭のイベントをきっかけに仲良くさせていただいている大地の芸術祭事務局(NPO法人越後妻有里山協働機構)の「佐藤あゆ」さん。芸術祭ボランティア「こへび隊」の担当でオフィシャルツアーガイドとしても活躍しています。 そんなあゆさんおすすめの作品を巡るツアーがスタート!新作・旧作を織り交ぜつつもみんなが興味を持ちそうな作品をセレクトしてくれて、自分たちだけで行ったらこんなに効率よくたくさん見られないし、こへび隊として作品づくりからかかわっているあゆさんだからこそ知っている制作現場の裏話などを聞けたり、至れり尽くせり。 同じ作品を見ながらそれぞれの視点で感じたことをその場で口に出して、それをリアルタイムで共有することで知見がどんどん広がっていくおもしろさ。 この職業だからこう見えるんだ!というところも今回のメンバーだったからこそ、より楽しめた部分なのではと思いました。 夜は山の家に戻ってみんなで食事を兼ねた交流会。普段はそれぞれが場所を持ちゲストを迎えることが多いメンバーたちがゆっくり話せたり、MOYORe:が起点でつながっているけれど実際に面識がない方たちもいて、あたらしい出会いの場にもなりました。 ※写真はお昼ごはんを食べた「うぶすなの家」でお客様をアテンド中の北川フラムさんに出会った場面です MOYORe:ではこれからもイベントなどを通してあたらしい興味のきっかけをつくり続けながら、みんなで実際に体験できる機会もつくっていけたらと思っていますので、興味がある分野があったら是非参加してみてくださいね。 【おわり】MOYORe: 主催イベント 「MOYORe:ONLINE TALK in まつだい 小屋Bar ~食とアートで地域に行き交いの場をつくること@山ノ家カフェ&ドミトリー」開催レポート!【前編】MOYORe:×『越後妻有大地の芸術祭2022』 連携企画第5弾! 今回はいよいよ大地の芸術祭現地編です。 20年前より新潟県越後妻有地域で開催されてきたこの芸術祭。今では地域アートイベントの草分けとして国内外に広く認知され毎回多くの参加者で賑わいを見せていましたが、今年の芸術祭は今までとは全く違うコロナ禍という特殊環境の中、予定開催時期を1年先延ばしての開催。 海外からの渡航を含め人々の移動にも制限のかかる不透明なこの時期。総合ディレクターの北川フラムさんは、MOYORe:で行われたトークイベントでこう語りました。 『この時期だからこそ(あらためて新潟と向き合いたい!)あらためて新潟県内の方に芸術祭に来ていただきたい!』 北川さんらの想いに応えたいと、微力ながらMOYORe:ではこれまで4回の芸術祭サポートイベントを開催してきました。そんな活動の中で、参加者の方が現地へ足を運んでくれたり、こへび隊としてボランティアに関わるようになったという嬉しい話を耳にし、いよいよ実際に現地を訪れたい!と、イベント参加者の方々や我々スタッフ皆の想いを実現させたく開催したのが今回の「まつだい」のトークイベント&芸術祭ツアーです。 拠点としたのが、芸術祭の開催エリアのひとつでもある「まつだい」で今年10周年を迎えた山ノ家カフェ&ドミトリー。 ヨソモノ視点を持って地域と交わり食を通した場づくりを続けながら芸術祭にも関わってきたgift_のおふたりと、新潟市、十日町、糸魚川、兵庫、東京などからもMOYORe:を起点としたさまざまな方々にお集まりいただきました。 ツアーに先立って開催した初日のトークイベントでは、gift_のお二人にカフェや小屋バーのこと、2年ぶりに再開した山ノ家のこと、地域芸術祭での活動のことをお話いただきました。 ・カフェの運営に少しの「仕掛け」を施すことで生まれる新しい繋がりの生まれ方 ・地域でカフェをつくり、「場」を開くことの意味 ・廃校を活用した奴奈川キャンパス(芸術祭関連)での素敵なエピソード等など。 (実際の会場での様子はこちらからご覧いただけます→リンク) 今回のトークイベントでgift_のおふたりがいう「食」とは単なる飲食としての提供ではなく場の仕掛けのひとつ。「場づくり」とはもともとあるものを無理なく使ったりしながら作った空間で仕掛けを実践していくこと。場(芸術祭)を通して仕掛け(アート作品・食の取組)をつくることやあるもの(リソース)を活かしてつくるという視点が大地の芸術祭と共通している部分なのではないか、と思いました。 地域で「場」を持つことの意味やその可能性を参加者皆で感じつつ、トークイベント後は和やかな雰囲気の懇親となりました。美味しいお料理を提供いただいたgift_さん、ありがとうございました! さて、2日目は朝から大地の芸術祭をめぐるツアーの開始です。 【後編に続く】 ********************************************************************** ■MOYORe:OPENDAYにて作品紹介トークイベント https://fb.watch/dS4oF6Xe8J/ ■MOYORe: ONLINE TALK ~わたしたちと大地の芸術祭~ https://fb.watch/fWdz4S5gME/ 主催/MOYORe: 協力/山ノ家カフェ&ドミトリー http://yama-no-ie.jp/MOYORe:主催イベント「越後妻有 大地の芸術祭2022直前!アートを通じた地域づくりに参加しよう!」 開催レポート!2022年度も、新潟県内はもちろん様々な場所・ジャンルのゲストをお招きし、ワークショップやトークイベントを開催してきた、MOYORe:。3/27日に開催した『越後妻有大地の芸術祭2022直前!アートを通じた地域づくりに参加しよう!』が、今年度最後のイベントとなりました。 大地の芸術祭は、越後妻有地域(十日町市・津南町)の里山を舞台に20年以上続くアートフェスティバルで、今年の本年祭は会期を拡大し2022年4月から11月の開催となることが発表されました。 会場であるMOYORe:のカフェスペースには50名ほどの参加者が集まり、第1部は、芸術祭の総合ディレクターである北川フラムさんから当初の芸術祭の目的、これまでの芸術祭の歩み、地域の課題、芸術祭の取り組みをきっかけに地域に起こった変化をお話いただき、その後今年の芸術祭の見どころなどもご紹介いただきました。 第2部では引き続き北川さん、芸術祭を裏で支えるこへび隊を代表して玉木 有紀子さんから、こへび隊として地域にかかわることの醍醐味や魅力、活動で得られた経験をお話いただきました。 ※イベント当日のグラフィックレコーディングはこへび隊の活動レポートに掲載しておりますので、合わせてご覧ください! 大地の芸術祭が掲げる人間は自然の一部であるという考え方、はじめはなかなか理解してもらえなかった活動が20年以上続けてきた継続の力によって地域に根付き、たくさんの方がつながることによって、守られ受け継がれている。 移動がなかなか難しい現在の状況ではありますがおふたりから直接お話を伺うことで、こへび隊にかかわってみたい、実際に芸術祭に足を運びたいという気持ちになった方が多いと思います。 今後も、MOYORe:では県内・県外の活動のご紹介はもちろん、実際に現地に赴き体験する機会もつくっていこうと思っておりますので、その時には是非ご参加ください。 越後妻有 大地の芸術祭2022直前!アートを通じた地域づくりに参加しよう! 主催/MOYORe: 協力/(株)アートフロントギャラリー/NPO法人越後妻有里山協働機構 https://www.echigo-tsumari.jp/「北陸ローカリスト忘年会in NIIGATA」開催しました!“みんなの駅の交流拠点”として2020年9月に開業したMOYORe:。コロナ禍で大きな交流イベントができない期間が長らく続きましたが、状況が少し落ち着いていた2021年12月に「北陸ローカリスト忘年会in NIIGATA」を開催することができました。 この「北陸ローカリスト忘年会」とは、2017年に石川県金沢市ではじまった企画で、年に一度、石川・富山・福井の北陸三県を中心にさまざまな地域で活動をしているメンバーたちが集い、それぞれの活動紹介を通して地域を越えた出会いの場となってきたもの。当時の発起人から、MOYORe:のマネージャーとして新潟にやってきた原田(株式会社リビタ)がこの素敵な企画を引継ぎ、2021年からは新潟市を舞台に開催することにしたのです。 今回は、開業前後からイベントなどを通じてMOYORe:で出会ってきた方たちが集合。市内外の他スペース運営者、公務員、イラストレーター、デザイナー、建築士、コピーライター、焼菓子屋、ハム職人、観光、鉄道、学生……新潟市周辺を拠点に、仕事でもプライベートでもさまざまな活動をする方が続々とやってきました。 Sea Point NIIGATAさんに用意いただいたローストポークなどの美味しい料理や、各自持ち寄った自慢の手土産を囲みながら、挨拶や近況報告が飛び交います。 一緒に活動したことがある方たちもいれば、ここで初めて顔を合わせる方たちも。それぞれの知り合いを紹介しあったり、気になる人に思い切って話しかけてみたりと、随所で交流が生まれていました。 後半には、約15組が自己紹介や活動に対する思いを熱くプレゼンする時間も。来年の抱負など近い将来の話も、未来に向けた大きな話も、会場全体で受け止めながら、ここからまたあたらしい動きが生まれていきそうな明るい空気が満ちていました。 MOYORe:では、今後もこの会をさらにいろいろな方たちが遊びにきてくれる同窓会的な場所に育てていきたいと思っています! やってみたいこと、会ってみたい人、交流してみたい地域…みなさんもそれぞれ思い描くものがあると思いますが、新潟駅周辺から広がっていきそうな面白いコトを自らつくりたい人の「きっかけ」が、今年もMOYORe:で生まれていきますように◎ 北陸ローカリスト忘年会in NIIGATA 主催/MOYORe: 協力/JR東日本新潟シティクリエイト株式会社 ケータリング/Sea Point NIIGATA(ニイガタ移住計画)POP UPにてMOYORe:紹介動画を再生中!POP UP SPACEの一角で展示中のMOYORe:施設紹介にて、日常風景やこれまでのイベントの様子を動画でご紹介しています◎ こちらでは抜粋した短めの動画を公開していますが、MOYORe:現地では約10分たっぷりご覧いただけます。 施設の利用方法や、今後のイベント予定など、グリーンのワークコートを羽織っている店内スタッフにお気軽におたずねください! ※先日まで投影していた、9月開催のダンスワークショップ作品「お米ダンス」は、引き続きwebのレポートやゲスト講師asamicroさんのアカウントからどうぞ! https://www.moyore-niigata.jp/information/2020-10-13-000136.html
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