【ご利用 REPORT/POPUP SPACE 利用者インタビュー】

MOYORe:の POPUP SPACE は、展示や販売、商品や地域の PR の場としてご利用いただ けるレンタルスペースです。今回は、2023 年 9 月にご利用いただいた「株式会社リトルラ イトストア / BarBookBox」様のご利用インタビューを紹介します。

--ご利用のきっかけはなんでしたか?

2021 年から自身のお店(リトルライトシアター/BarBookBox)のプロジェクトとして、ち いさな量り売りマーケット「たねをまく」をはじめました。2021 年に年 4 回、翌年の 2022 年には 7 回開催し、出店場所も自身のお店の他に沼垂や万代、文化財の住宅と、開催数も出 店エリアも増えたことでお越しいただくお客様も増え、少し手狭になってきたなと思った 頃に広い場所でやってみようと思ったのがきっかけです。

--MOYORe:の POPUP SPACE を選んだ決め手はなんでしたか?

去年は 7 回のうちの 1 回を MOYORe:で開催したのですが、駅だからというきっかけで来 やすい人がたくさんいて、1 回目でいろんな人が来てくれました。量り売りをはじめてやる にあたり、実際のお客様の反応を見てみたかったのですが、来てくれた人の反応があたたか く、一番いろいろな世代の人が集まる場所で、いろんな人が来る可能性があり、誰が来るか わからない場所で定期的に開催することがすごく大事だと思ったことと、利便性が高いの で搬入しやすく、会場の組み立てが自由にでき、什器の貸出があるので事前に空間の設計を たてて、良いデザインのもので場所をつくれるところが良かったからです。

--どのような利用をしたのですか?

<新潟市食文化創造都市推進プロジェクト支援事業>たねをまくちいさな量り売りマーケッ ト vol.14 を開催しました。何をやっているかわからないという前回の反省を生かし、今回 は全体案内ができる本部ブースをつくり、マーケットの楽しみ方がわかるよう、マーケット ガイドを配置したりマーケットガイドリーフレットを配布したりもしました。前回は対面に 対して一面一列の通路で通り過ぎていく感じのレイアウトにしたのですが、今回は出店者 とのコミュニケーションをゆっくり楽しみながら買い物ができるよう回遊型にしようと思 い、前回とは違うパターンのレイアウトに挑戦したり、POPUP SPACE に加えて MEETINGROOM も合わせて利用し、そこをバックヤードやスタッフの休憩室として使っ てみました。

--ご利用してみていかがでしたか?

空間の余裕があったので、マーケットガイドガイダンスを活用してガイドがマーケットを 案内する風景を実現することができ、ただ並べて売るだけだとできることが狭まりますが、 レイアウトのパターンがいくつか組めるというところで今回は会話ができるような滞留ス ペースをつくることができました。今回、POPUP スペースに MEETING ROOM を合わせ て借りることを提案してもらったことがすごくよく、ほとんどのイベントの主催者と出店 者はノンストップ、ノー休憩、ノーご飯になってしまいがちなのですが、後ろにすぐ休憩所 をつくれたので出店者同士がお互いのご飯を食べ合ったり、休憩所があることでお客さん のターンができたり休憩が取れることでパフォーマンスが上がったりしたのがとてもよか ったです。

--効果はいかがでしたか?

今回バックヤードを使ってみたことでだいぶ次の使い勝手がみえてきて、もっといろいろ できるし導線面でも実験できることがたくさんあるなと思いましたし、他のエリアと繋げ て借りるのが MOYORe:の一番強みだなとあらためて思いました。今回はすべてテイクア ウトにしましたが、今後はホールに近いミーティングスペースも合わせて使うことで、飲食 スペースをつくってみたりしたらどうだろうと、次のあたらしいアイデアもたくさん沸い てきました。場所を追加で借りることに関しては金銭面で工夫が必要でしたが、オプション プランを使うことで予算内に納めることができ、トータルのクオリティが上がったので満足です。

今後も、少しずつエリアを拡大しながら「たねをまく」の活動を展開し、当たり前のいつも の毎日を、いつもと違う物差しで計り直すような面白いきっかけの場所になりたいとお話 してくださった、リトルライトシアター/BarBookBox の豊島淳子さん。

“いつもの食卓に食べ物が並ぶまでのことを振り返ること。どんな風に育まれたものたちな のかを知ってみること。どんな風に販売して、どんな風に買ったらより良い形になるのかを 思案すること。そんなことたちを、少し立ち止まって考えてみる。行動してみる。 そんな場所にしていきたいと考えています。”とは、豊島さんが「たねをまく」をはじめた 頃に SNS で綴った文章。

私も当日はお客様として参加させていただいたのですが、今年は例年にないほど天候が厳 しく、収穫量にも影響があったことを考えると、丁寧に作られた野菜たちをいただくことが できることへの感謝がいつにも増して溢れてきて、生産者の方たちをねぎらう言葉が自然 と出てきていました。その中でもおいしく食べる方法を教えてもらったり、見たことのない 野菜に出会ったり、お店の方から別の出店者の商品のおすすめを教えてもらったり、生産者 さんたちとの会話も楽しませていただきました。

10月1日は、内野での初開催とのことですので、お近くの方は是非お立ち寄りください。

▽詳細はこちら

https://www.instagram.com/tane_wo_maku_market/

<新潟市食文化創造都市推進プロジェクト支援事業>

たねをまくちいさな量り売りマーケット vol.15 in 内野

2023 年10月1日(日)11:00〜15:00

会場:飯塚商店、雨灯

同時開催/たねをまく哲学対話 新潟大学人文学部付置 地域文化連携センター共催 Guest:阿部ふく子先生

2023 年 10 月 1 日(日)16:00〜18:00

会場:飯塚商店米元倉庫

豊島さん、「たねをまく」にかかわるみなさん、ありがとうございました(MOYORe:原田)

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POPUP SPACE では、商品の販売や地域の PR・展示はもちろん、写真や作 品のギャラリー展示など表現の場としてもご利用いただくことができます。見学や相談は 随時可能ですのでお気軽にお問合せください。

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