MOYORe: 主催イベント 「MOYORe:ONLINE TALK in まつだい 小屋Bar ~食とアートで地域に行き交いの場をつくること@山ノ家カフェ&ドミトリー」開催レポート!【前編】

MOYORe:×『越後妻有大地の芸術祭2022』 連携企画第5弾!

今回はいよいよ大地の芸術祭現地編です。

20年前より新潟県越後妻有地域で開催されてきたこの芸術祭。今では地域アートイベントの草分けとして国内外に広く認知され毎回多くの参加者で賑わいを見せていましたが、今年の芸術祭は今までとは全く違うコロナ禍という特殊環境の中、予定開催時期を1年先延ばしての開催。

海外からの渡航を含め人々の移動にも制限のかかる不透明なこの時期。総合ディレクターの北川フラムさんは、MOYORe:で行われたトークイベントでこう語りました。

『この時期だからこそ(あらためて新潟と向き合いたい!)あらためて新潟県内の方に芸術祭に来ていただきたい!』

北川さんらの想いに応えたいと、微力ながらMOYORe:ではこれまで4回の芸術祭サポートイベントを開催してきました。そんな活動の中で、参加者の方が現地へ足を運んでくれたり、こへび隊としてボランティアに関わるようになったという嬉しい話を耳にし、いよいよ実際に現地を訪れたい!と、イベント参加者の方々や我々スタッフ皆の想いを実現させたく開催したのが今回の「まつだい」のトークイベント&芸術祭ツアーです。

拠点としたのが、芸術祭の開催エリアのひとつでもある「まつだい」で今年10周年を迎えた山ノ家カフェ&ドミトリー。

ヨソモノ視点を持って地域と交わり食を通した場づくりを続けながら芸術祭にも関わってきたgift_のおふたりと、新潟市、十日町、糸魚川、兵庫、東京などからもMOYORe:を起点としたさまざまな方々にお集まりいただきました。

ツアーに先立って開催した初日のトークイベントでは、gift_のお二人にカフェや小屋バーのこと、2年ぶりに再開した山ノ家のこと、地域芸術祭での活動のことをお話いただきました。

・カフェの運営に少しの「仕掛け」を施すことで生まれる新しい繋がりの生まれ方

・地域でカフェをつくり、「場」を開くことの意味

・廃校を活用した奴奈川キャンパス(芸術祭関連)での素敵なエピソード等など。

(実際の会場での様子はこちらからご覧いただけます→リンク

今回のトークイベントでgift_のおふたりがいう「食」とは単なる飲食としての提供ではなく場の仕掛けのひとつ。「場づくり」とはもともとあるものを無理なく使ったりしながら作った空間で仕掛けを実践していくこと。場(芸術祭)を通して仕掛け(アート作品・食の取組)をつくることやあるもの(リソース)を活かしてつくるという視点が大地の芸術祭と共通している部分なのではないか、と思いました。

地域で「場」を持つことの意味やその可能性を参加者皆で感じつつ、トークイベント後は和やかな雰囲気の懇親となりました。美味しいお料理を提供いただいたgift_さん、ありがとうございました!

さて、2日目は朝から大地の芸術祭をめぐるツアーの開始です。

【後編に続く】

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■MOYORe:OPENDAYにて作品紹介トークイベント

https://fb.watch/dS4oF6Xe8J/

■MOYORe: ONLINE TALK ~わたしたちと大地の芸術祭~

https://fb.watch/fWdz4S5gME/

主催/MOYORe:

協力/山ノ家カフェ&ドミトリー

http://yama-no-ie.jp/

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