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ヤスダグループは怪しいと言われる理由は?未払いは本当か?

「え、バルサ来ないの?」「神戸戦が中止ってどういうこと!?」

7月下旬、本来なら世界的スター軍団・FCバルセロナとヴィッセル神戸の記念すべき一戦が行われるはずだった。しかも神戸のクラブ創設30周年を記念したチャリティーマッチ。チケットも即完売、注目度は抜群──だったはずが。

突然の試合中止発表。
しかもそのわずか4日前というタイミングに、日本中のファンが凍りついた。


■ アジアツアーの一部だったはずが…日本だけ中止に

バルセロナはこの夏、日本と韓国をめぐるアジアツアーを計画していた。

  • 7月27日:ヴィッセル神戸戦(日本)
  • 7月31日:FCソウル戦(韓国)
  • 8月4日:大邱FC戦(韓国)

だが、日本戦だけが急きょキャンセル。
バルセロナは声明で、「重大な契約違反があったため、参加できない」と発表
どうやら、単なるスケジュールの都合ではないらしい。

ここで浮上したのが、共同主催者として関わっていたヤスダグループという日本企業だった。


■ 【新項目】ヤスダグループは怪しいのか?

SNSでも話題となった「ヤスダグループって何者?」問題。

バルセロナ側の公式プロモーターである韓国のD-Drive社によれば、この神戸戦はD-Drive主催ではなく、ヤスダグループが日本で主導して提案・調整したものとのこと。

しかし企業の詳細を調べても、情報は極めて少ない。
レアル・ソシエダのスポンサーとして名が挙がったことがあるが、

  • 過去に大規模イベントの主催実績は確認されていない
  • ホームページ等の公式情報も限定的
  • スポンサー活動の内容も不透明

という、いささかミステリアスな存在。

イベント関係者の一部からは、
「信用力を見極めずに主催を任せてしまったのでは?」
「実態に対して案件のスケールが大きすぎたのでは?」
といった声も聞かれており、慎重に見守る必要がありそうだ。


■ 【新項目】未払いは本当だったのか?

バルセロナ側が中止に踏み切った“決定打”は、どうやら「未払い問題」だったようだ。

D-Drive社のゼネラルマネージャー、ソウル・ハム氏の説明によると──

  • 契約上、ヤスダグループは試合開催費用を期日までに全額支払う義務があった
  • ところが、実際には資金が一切振り込まれていなかった
  • ヤスダグループ側は「支払い済み」と主張したが、提出された書類には無効または偽造の疑い
  • さらに、ヤスダグループ社員の証言およびCEOが故意に支払いを見送ったとする音声記録も存在するという

こうした証拠が本当にあるとすれば、
“ただの手違い”や“送金ミス”では済まされない。
法的に詐欺や偽造に問われる可能性も出てくるレベルの問題だ。

現在のところ、ヤスダグループ側からの公式な説明は出ていない。


■ 影響拡大…スポンサーや関係者にも波紋

この件でダメージを受けたのは、バルセロナやファンだけではない。

  • 試合に協賛していた楽天などの日本企業のイメージにも影響
  • 会場設営・制作・PRに関わった関係会社にも損害と混乱が広がった
  • 今後、日本での国際試合誘致がより難しくなる可能性も

FCバルセロナ側は、日本の関係先に損害賠償請求を行う準備を進めているとのこと。


■ その一方で…韓国ツアーは順調そのもの

皮肉なことに、韓国での試合準備はトラブルもなくスムーズに進行中。

D-Driveによると、

  • 韓国の現地プロモーターはすでにすべての費用を支払済み
  • バルセロナの選手団も韓国入りに向けて準備中
  • 試合日程(7月31日、8月4日)も変更の予定はなし

“日本だけが特例的に問題が起こった”という構図が、いっそう際立つ結果となっている。


■ まとめ:真相解明と誠意ある対応が求められる

今回のバルセロナ vs 神戸の試合中止は、表面上は「契約違反」だが、
その裏側には未払い、偽造疑惑、説明責任の不履行といった、複雑な要素が重なっている。

特にヤスダグループについては、

  • 透明性の欠如
  • 支払いの履行に関する信頼性の問題
  • トラブル後も沈黙を貫いている姿勢

などが、多くの疑問を呼んでいる。

現時点で断定的な結論は避けるべきだが、
今後、同社からの明確な説明と誠実な対応が行われるかどうかが、大きな焦点となる。


■ エンタメとスポーツの信頼は“見えない契約”から成り立っている

ファンは、スターのプレーを信じてチケットを買い、遠方から足を運び、心を動かされる。

その舞台裏にある「契約」や「責任」は、決して表には見えない。
けれど今回の件は、その見えない部分が破綻したとき、どれだけ多くの人に影響が及ぶかを強く示した。

だからこそ──
この一件が、今後のスポーツイベントやエンタメ業界における信頼の教訓となることを、切に願う。

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