芸能界やスポーツ界に次々と波紋を広げているオンラインカジノ(通称:オンカジ)スキャンダル。人気アイドル『JO1』の鶴房汐恩、プロ野球界のオコエ瑠偉、西武の外崎修汰、さらにお笑い界の髙比良くるま…。表舞台では華やかに見える彼らが、裏で違法賭博に手を染めていたという事実に、世間は驚きを隠せない。
しかし、この一連の騒動は、まだ“氷山の一角”にすぎない——。
その裏で暗躍する、業界関係者の間で「オンカジ界の女帝」ともささやかれる謎の女、X子の存在をご存じだろうか。
今回、さまざまな証言や関係者の情報をもとに、ついにX子の正体と、そのヤバすぎる実態に迫る。
◆ 港区のママ、その裏の顔は「オンカジの女帝」
X子の表向きの顔は、東京・港区で高級飲食店を経営する“ママ”。
年齢は40代後半、美貌と人脈を武器に、芸能界・財界・スポーツ界のVIPが夜な夜な集まる店を仕切っている。
一見、港区界隈ではよく見かける「成功した女性経営者」のひとりに見えるかもしれない。しかし、彼女の本当の“商売”は、そのさらに奥にある。
X子は30年近く前から闇カジノや裏社会に出入りし、コロナ禍を機にオンラインカジノの“ジャンケット(紹介屋)”として活動を本格化させたという。ターゲットは明確だ。名声、金、スリル…欲望が渦巻く芸能界やスポーツ界の「上級顧客」たちだ。
◆ 誘い文句は「面白い遊びがあるのよ」
X子の手口は巧妙で、決して強引ではない。
「最近ちょっと面白い遊びがあるのよ。負けても大丈夫、私がカネを貸すから」
こう声をかけられた時点で、すでに“沼”への入り口だ。最初は数万円、気づけば何十万、何百万とスマホの中で金が消えていく。
X子はオンカジの始め方から、勝ち金の受け取り、口座の用意までフルサポート。銀行口座が足がつくリスクになることも承知しており、振込用口座もX子が準備する徹底ぶりだ。
勝てば「お小遣い」として色をつけた現金をその場で手渡し、負けてもすぐに資金を貸し付ける。そのため、客は負けても辞められず、むしろ負債が雪だるま式に膨らんでいく。
◆ 芸能界・スポーツ界をむしばむ「X子ネットワーク」
X子の顧客リストには、誰もが知る有名人の名前がズラリと並ぶ。
その一部を関係者の証言から拾ってみよう。
- 実力派俳優・T(40代)
昔からギャンブル好きとして知られ、X子とは海外のカジノ仲間だった。現在はX子の店に入り浸り、すでに数百万単位の“借金”を抱えているとも。 - プロ野球界の有名OB・N、監督経験者・T
両者ともギャンブル歴は長く、闇カジノの取り締まりが厳しくなった数年前からX子の紹介でオンカジにシフト。特にNは、1回のオンカジで2000万〜3000万円もの大敗を繰り返していると噂される。 - 元国民的アイドル・K(30代)
今やX子の“弟子”として、芸能界や財界の有力者を次々とX子に紹介。関係者の間では「芸能界のオンカジ汚染を広げた張本人」と囁かれている。
さらに、最近の摘発された有名人たちの一部も、X子のネットワーク経由でオンカジに手を染めた可能性が高いという。
◆ X子の正体と素顔に迫る
X子の正体について、業界内ではいくつかの説がささやかれている。
- 元有名キャバ嬢説
バブル期〜2000年代にかけて、六本木・西麻布で有名だった伝説のキャバ嬢が、現在は飲食業界に転身。裏稼業と表社会の顔を巧みに使い分けている。 - 元闇カジノ関係者説
過去に摘発を受けたカジノグループの一員だった人物が、名前を変え、オンカジのジャンケットとして再登場しているという情報。 - 反社と繋がる黒幕説
大規模な資金の流れや貸付行為、芸能界・スポーツ界への浸透力から、裏社会との結びつきを疑う声も根強い。
表向きは飲食店の“ママ”、しかしその実態は裏社会と密接に繋がる危険な存在——。X子が「ただの港区ママ」ではないことは、もはや誰の目にも明らかだ。
◆ なぜX子の実名が出ないのか?
不思議なのは、これだけ問題が広がっているにもかかわらず、X子の実名や顔写真が一切表に出てこないことだ。
理由として考えられるのは以下の通り:
- 芸能界・スポーツ界の“有力顧客”を多数抱えており、業界全体が口止め状態
- オンカジのプラットフォームが海外サーバーを使用し、捜査が難航
- 金銭のやり取りが現金中心で、決定的証拠を押さえにくい
警察も今は利用者の摘発に留まっているが、ジャンケットや胴元まで踏み込む捜査が進めば、X子の正体は時間の問題だとも言われている。
◆ 結論:「知らなかった」ではもう済まされない
オンラインカジノ問題は、単なる違法賭博の枠を超え、芸能界・スポーツ界全体を揺るがす社会問題へと発展しつつある。
その中心にいるのが、誰もが恐れつつも正体を語れない女、X子。
だが、いくら隠し続けても、いずれ事実は明らかになる。
「面白い遊び」と軽い気持ちで足を踏み入れたら、もう後戻りはできない。
オンカジ沼の奥底には、欲望と依存が渦巻き、X子という名の女帝が静かに微笑んでいるのだ。
今後、警察の本格的な摘発と内部告発によって、芸能界・スポーツ界の“黒幕”X子の正体が暴かれる日は、そう遠くないだろう。
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